ズートピア2感想|家族と多様性の正解はあるのか?考えさせられた話(ネタバレあり)

ひとときを楽しむ

前作の【ズートピア】も大好きで、公開されたら絶対に見ようと決めていた【ズートピア2】を見てきました。

※今回は映画の感想ですが後半はかなり個人的な気持ちも含みます。

この記事で分かること
  • 映画「ズートピア2」の簡単なあらすじ
  • ネタバレありの正直な感想
  • 多様性や偏見、家族との関係について感じたこと
  • 大人目線・親目線で刺さったポイント

ズートピア2の簡単なあらすじ

名コンビになったジュディとニックが、新キャラのヘビ・ゲイリーをめぐる事件に、巻き込まれていく物語です。

映画公開日の2日後くらいのお昼に行ってきました。

ズートピア2映画館

ズートピアは、やっぱりいろいろな世代問わず愛されてる作品だなと感じました。

ファミリー層にとても人気の作品という印象で、お子様連れのご家族がとても多かったです。

お隣に座ったお子さんも「楽しみだね!」と、ご家族と上映前に話しているのを見て少しほっこりしました。

※ここから先はネタバレを含む感想になります。ご注意ください。

私の感想

久しぶりに見るジュディとニックが、とにかく可愛いです。

今回のジュディのドレス姿とニックのスーツ姿、どちらも本当に似合っていてよかったです。

新キャラのゲイリーも可愛いし、口癖のように言う「絶対大丈夫」みたいな言葉が、なんだか安心感がありますよね。

にんじんペンが出てきた時「あっ、あの思い出のにんじんペンだ!」とテンションが上がったのも束の間、壊れた瞬間に頭の中で(えっ?壊れちゃった。拾わなくていいの?)とちょっと複雑な気持ちになりました。

物っていつか壊れるけど、やっぱり悲しいものは悲しいですよね。

今回も、ニックがずっとメロいのが最高です。

娘も「ニックみたいな彼氏がほしい」と言っていました。

ニックは、終始ジュディのことを心配しているんですよね。

一方でジュディは、正義感が一番前に出ているように見えました。

プリン
プリン

お互いがお互いを大事にしているのに、どこかすれ違ってしまう感じでしょうか。

大事にしている【芯】の部分が、ズレているのかなと感じました。

どちらが正しい・間違っているのではないからこそ、苦しいなと思いました。

自分軸が大事とされる現代ですが、生きていると人を思いやれないと、生きづらくなる時代でもありますよね。

この二人の関係を見ていて、現実の人間関係と重なってしまいました。

相手の大切にしているものを理解しようとする気持ちと、自分が大事にしてきたものを守ること。

そのバランスって、思っている以上に難しいなと思います。

ズートピアの世界では、爬虫類というだけで偏見の目を向けられます

多様性を認め合う街であるはずのズートピアでも、その中にいる側は自分達の考えや価値観が普通】だと思い込んでしまっている。

それは、私達の現実ととてもよく似ているなと感じました。

ジュディは「理解したい」「仲良くしたい」と言葉では伝えます。

でもふとした小さな行動や態度に、無意識の警戒や思い込みがにじんでしまう。

悪気はないし、理想を本気で信じてるからこそ。

それでも誰にでも偏見や思い込みはあって理想を語るだけでは何も変わらないのだと、この映画は静かに突き付けてくるように感じました。

物語の中で、パウバートの裏切りには思わず「えっ?噓でしょ?」と心の中で声が出そうになりました。

「家族と違うのは嫌なんだ」という言葉が、とても苦しかったです。

ジュディの「違くたっていいじゃない。あなたはあなた」という言葉も胸に響きました。

ここから少し私自身の家族の話になります。

パウバートのように私もずっと、家族から仲間はずれにされているような感覚がありました。

私は、いわゆる毒親育ちです。

毒親については別の記事にまとめています。

チェックシートもつけているので、気になる方はこちらからどうぞ。

私は家族でご飯やお出かけに声をかけてもらえなかったり、会話や小さなことでもいつも蚊帳の外でした。

家族の輪に入れるのは、問題が起きた時の責任の時だけでした。

ずっと家族の輪の中にいない、そんな感じがありました。

家族の輪に入りたい。

私の存在も、家族として認めてほしい。

だから、家族と同じになりたかったんです。

「違くたっていい」そう言ってもらえたら嬉しいですが。

でも同時に「あぁ、ジュディは【そっち側】なんだな」とも感じてしまったんです。

ジュディは、両親からしっかり愛情を受け家族の輪に当たり前にいられた側。

だからそうじゃなかった側の気持ちは、本当の意味ではわからないのかもしれない。

普通に愛をもらえた人と、何か条件付きでないと愛をもらえなかった人とは、ほしい気持ちの必死さが違う。

パウバートの気持ちに重なるように、自分自身の過去が浮かびました。

プリン
プリン

それでも失敗を恐れず行動できるジュディは、カッコいいし憧れます。

ジュディの正義感や「こうした方がいい!」と行動できる強さも、両親からの深い愛情があったからこそ自分が出せてるのかな?と思いました。

私が特に感動したのが、ニックがジュディを助けるシーン。

「命をかけるほどのことなのか?」と問われた時に、ニックは迷わず命をかけました。

その姿に思わず涙が出そうになりました。

気づけばエンディング間近。

主題歌が流れた瞬間「これ、最高すぎない?」と思わず心の中で拍手。

エンドロールも最後までしっかり見ました。

羽は結局なんだったのかな?

いろいろな感情に刺さって、情緒がジェットコースターのようでした。

余韻に浸りたかった分、少し現実的なことも気になってしまいました。

エンドロールでは豪華な声優さんの名前が流れ「えー?あの人が?」「今日好きの子もいる!」など声が出てしまう方もいました。

気持ちはわかりますが、エンドロール中はもう少し静かにしてほしいなとも思いました。

今回はファミリー向け映画ということもあり、少しお喋りなどのマナー違反が目立ち集中できなかったのが少し残念でした。

プリン
プリン

時間帯をずらせばよかったかな?と思いました。

映画館を出たあとは、娘とズートピア2のぬいぐるみのクレーンゲームに挑戦しましたが、取れず悔しかったです。

後日娘は、友達にゲイリーを取ってもらったみたいです。

ゲイリーとニックのぬいぐるみ

私も別の日にニックをゲットできました。

映画を見るとやっぱりキャラクターが可愛くて、グッズがほしくなりますよね。

この映画で感じたこと

これは映画の感想であり、私自身の心の話でもありました。

この映画で感じたのは、理想と現実は違っていて誰もが正しくて同時に誰もが間違えるということ。

だからこそ自分の気持ちを伝えること、そして相手の気持ちをちゃんと聞くこと。

理解しようとするのではなく、相手の思考を分けてもらい自分の視野を広げることが大切なんだなと思いました。

可愛いだけの映画ではなく、人との関係や自分の立ち位置を考えさせられる作品でした。

ここまで読んでくれてありがとうございます。

コメント